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アニメ美術として働くなら?役割や仕事内容を詳しく解説


「アニメが好きだから制作側で働いてみたい」、「アニメ美術の仕事に興味がある」という人も多いでしょう。この記事では、アニメ美術として働きたいという方のために、役割や仕事内容、やりがいなどを解説していきます。アニメ美術に興味があるという方は、ぜひ参考にしてみてください。

アニメ美術の役割

アニメ美術の役割は、作品の世界観の基礎を作り上げることにあります。もっと具体的にいうと、アニメ作品の背景制作を担当するのが主な役割です。

アニメというとキャラクターの印象が強いですが、登場人物の後ろには必ず背景が描かれており、背景のないアニメはありません。そのため、背景の描き方はアニメの世界観に大きな影響を与えます。

アニメ美術は専門性が非常に高く、担う役割も重要なので、多くは専門の美術スタジオに依頼します。しかし、大きな制作会社では、自社の中に美術スタジオを構えている場合もあります。

アニメ美術の仕事

アニメ美術の主な仕事は、アニメ背景の制作です。アニメの場合、シーンごとにさまざまな背景を用意する必要があります。それらを一つひとつ描いていくのがアニメ美術の仕事です。アニメ美術の仕事には、キャラクターが活躍する世界を作り上げる背景美術、背景の細かなアイテムを決める美術設定、チームのまとめ役の美術監督の3つがあります。

美術設定

背景を描く際、どういったアイテムを描くのか、細かな設定はどうするのか、広さはどうするのかなど、より具体的な舞台を決めるのが美術設定の役割です。例えば部屋にいるシーンだとすると、何の建物の部屋なのか、どんなコンセプトなのか、どんなかぐやアイテムが置いてあるのかなど、事細かに設定します。

なお、マンガ原作をアニメ化する場合、マンガ原作をそのまま取り入れる場合もありますが、あえて違った世界観を用意するケースもあります。そのため、背景の世界観を左右する重要な仕事といえるでしょう。

背景美術

背景美術は、後述の美術監督の指示に従って背景を描くのが仕事です。30分アニメでも1話ごとに300枚ほど必要になるため、業務を分担しながら協力して進めていく必要があります。

背景の美しさによってアニメが評価されることも珍しくないので、背景はアニメにとってとても重要な役割を果たしています。

アニメの背景美術について詳しく知りたい方は、「アニメの背景美術とは?背景美術の制作方法や必要な環境などを解説」の記事をご参照ください。

美術監督

美術監督の主な役割は、背景に関する内容を決定し、チームをまとめ、指示を出すことです。美術監督は、キャラクター以外の全ての絵を統括しなければならないので、かなり重要な役割といえます。監督の意図を汲み取りつつ、背景美術の制作を進めていかなければなりません。

以前は美術設定も美術監督が行うことが多かったのですが、最近では美術設定は専門のスタッフが行うことが多い傾向です。美術監督は必要な背景シーンの大枠を美術ボードに描き起こし、それをもとにそれぞれのスタッフが細かな背景画を完成させます。

アニメ美術として働くなら

アニメ美術の仕事について紹介しましたが、実際に働くにはどうすれば良いのでしょうか。ここでは、アニメ美術として働くための大まかな流れを解説していきます。

スキルを身に付ける

アニメ美術として働くには、さまざまなスキルが必要ですが、中でも絶対に欠かせないのが画力です。

基本的なデッサンなどのアナログで描く力だけでなく、デジタルも使いこなせなければいけません。ペンタブを使用したイラスト制作に慣れている、Photoshopなどのツールをスムーズに使いこなせるといった人は、即戦力として期待されるでしょう。

また、アニメ美術に携わる以上、アニメが好きなことは絶対条件です。アニメが好きで熱意があれば、より表現にも熱がこもります。

美大や専門学校に通う

アニメ美術に関するスキルを確実に伸ばしたい場合は、美大や専門学校に通うのがおすすめです。もちろんスキルが高ければ、美大や専門学校に通わなくてもアニメ美術の仕事をすることは可能ですが、学校に通う方が近道といえるでしょう。

ポートフォリオを作成する

ポートフォリオは、自分の実績をアピールするために欠かせないものです。ポートフォリオはいわゆる作品集で、自分のスキルを企業に伝えるために、これまでの作品をまとめます。

ポートフォリオの主な構成は、下記の通りになります。

  • プロフィール
  • 履歴書
  • オリジナル作品
  • 仕事で携わった作品
  • デッサン作品

あくまでこの内容は例なので、この通りである必要はありませんが、自分の強みをアピールできる内容にしましょう。さまざまなテイストの作品を収録すれば、多様性もアピールできます。

自分の希望に合った求人を見つける

アニメ美術に携わるには、背景美術会社への就職が一般的です。フリーで働く人もいますが、まずは背景美術会社でスキルや実績を身に付けた方が良いでしょう。

制作会社で働くなら、まずは希望に合った求人を見つける必要があります。自分の好きなアニメを制作している制作会社がある場合は、その企業の求人を確認するのも良いでしょう。アニメ制作会社の制作実績や求人内容などを確認しながら、自分の理想の企業を見つけてください。

背景美術の求人をお探しの方は、「背景美術の求人はどこを見れば良い?確認しておくべきポイントを紹介」の記事もご参照ください。

アニメ美術に向いている人

アニメ美術は、ただ絵がうまいだけでは向いているとはいえません。では、アニメ美術はどういった人に向いているのでしょうか。

まず第一に、コツコツと作品に向かい続ける根気が必要です。アニメ美術は、繊細な作業に長い時間向き合わなければなりません。飽きずにコツコツ継続できる気力が必要になります。また、アニメ美術の主な役割は背景の制作なので、風景画を描くことが得意なことも必要な条件です。

アニメ美術のやりがい

アニメ美術の仕事で、もっともやりがいを感じる瞬間は、やはり自分が手掛けた背景が放映されるときでしょう。自分が関わった作品が多くの人の目に触れて、さらにそれが評価されれば、これ以上ないやりがいを得られます。特に、アニメ好きの方ならなおさら喜びを感じられるはずです。

アニメの背景美術ならCreativeFreaks

CreativeFreaksでは、アニメの背景美術を手掛けています。京都に本社を置いていますが

、海外にも制作スタジオを持っている国際的な企業です。大量生産にも品質の高さにも応えられるところが強みで、さまざまな作品に携わっています。

パシフィック・リム: 暗黒の大陸

2021年にNETFLIXで放映された、パシフィック・リム: 暗黒の大陸シーズン1の背景美術を担当しました。原作は2013年に放映された映画「パシフィック・リム」と2018年に放映された映画「パシフィック・リム: アップライジング」です。

鬼滅の刃 無限列車編

大人気アニメ、鬼滅の刃の無限列車編の背景美術も担当しています。鬼滅の刃は吾峠呼世晴さん原作のマンガで、少年ジャンプで連載されていました。その中でも人気の高い「無限列車編」を、劇場版・テレビアニメともに携わっております。

まとめ

アニメ美術は、作品の世界観の基礎を作り上げるためにアニメ作品の背景制作を担当することが役割です。

アニメ美術として働くには、まず画力などのスキルを身に付ける必要があります。アナログのデッサンなどの力はもちろん、デジタルでのイラスト制作にも慣れておかなければいけません。そして、これまでに制作したイラストをまとめてポートフォリオを作成することで、アニメ制作会社に自分のスキルをアピールできるのです。

アニメ制作会社で働きたいという方は、ぜひCreativeFreaksを選択肢の1つとして入れてみてください。CreativeFreaksの採用情報は、こちらからご確認いただけます。

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