ブログ

アニメの背景を専門会社に依頼するべき理由とは


アニメにおいて、背景は非常に重要なポイントです。近年は特にアニメの作画に注目が集まっているため、背景が手抜きだと、それだけで作品の評価を落としてしまいます。そのため、背景はしっかりと描写しなければなりません。

しかし、アニメの背景は、漫画では正確に描写されていない背景の継ぎ足しや、全体の構造を把握して正しい背景を描写するなど、大変な仕事です。

ここでは、アニメの背景の作画方法、背景専門会社に依頼した方が良い理由、専門会社に依頼する流れなどを紹介していきます。

アニメに必須の背景美術とは    

背景技術はその名前の通り、アニメの背景を描く仕事、あるいはそれを担当する人です。30分のテレビアニメでも、60分以上の劇場版アニメでも、常に背景は描写されています。

当然、その背景は適当に描かれているわけではありません。どんな世界観か、舞台になっているのはどこか、室内か街中か、どんな場所にキャラクターが居る場面なのかなど、必要となる背景は違ってきます。また、朝と夜では同じ場所でも背景が変わるでしょう。

背景はあくまで背景であってメインではないので、メインのキャラクター達を埋没させないように、キャラクターのビジュアルデザインに合わせた色味なども考える必要があります。

そう言ったさまざまな要素を加味して、キャラクターや作品の魅力を引き出すための背景を用意することが、背景美術の仕事です。

30分アニメでどれくらいの背景が必要?

アニメは基本的に30分と短い時間ですが、それでも作るのにはとても大変です。30分のアニメ1話分では、およそ300枚前後の背景画が必要となります。

1,000枚以上必要なキャラクター原画と比べると枚数は非常に少ないですが、常に全画面に隙間なく表示されるためサイズが大きいですし、枚数が少ないから楽というわけではありません。

1週間で十分なクオリティのある背景を300枚も作画するのは容易ではないので、複数の背景美術スタッフが協力しながら手分けして描き上げています。

アニメの背景の作画方法  

アニメの作画は、現実世界の風景を元にして作画することが多い傾向です。

まずは、元となる風景写真を様々なアングルで撮影し、それをトレースや模写をすることで背景を作画します。こういった方法をとることで作画に必要なコストも減りますし、パースや構造がめちゃくちゃになる心配もないので、風景写真から作る方法が多く使われるのでしょう。

また、実在する背景が描写されることによって、アニメ作品のファンが舞台になった土地を訪れる、聖地巡礼なども行われます。

しかし、世界観によってはこういった方法がとれません。元となる風景のない独自の風景などを作画する場合は、まずは場所や建物の構造を大きく決め、先に描いた背景なども参考素材にしながら、様々なアングルの背景を作画していきます。

背景は専門会社への依頼が安心

昔は、アニメの背景もキャラクター達と同じく、1つのアニメ制作会社のスタッフが分担して作画していました。しかし、現在ではアニメの背景の重要性が増しており、自社のスタッフのみで背景の作画まで完成させることは難しいでしょう。

そのため、アニメの背景の作画は、背景専門会社に依頼した方が良いです。ここでは、専門会社に依頼した方が良い理由について、紹介します。

アニメの背景は高いクオリティが求められる

視聴者がアニメの作画に対して要求する品質は、昔と比べて非常に高くなっています。それは背景も例外ではありません。

キャラを際立たせるために、あえて背景が目立たないように描くのは演出として有効ですが、その演出が多用されれば背景が手抜きなアニメとして見られてしまうでしょう。

現在のアニメにおいては、キャラクターの作画と同じく、背景も作品の評価を左右する重要な要素です。背景にも高いクオリティが求められる今、背景の作画を他の作画スタッフの兼業で済ませるのは難しいでしょう。

ほとんどの企業が専門業者に発注している

視聴者に求められているレベルのアニメ背景を、きちんと作画できるスタッフを用意しようとすると、スタッフのレベルも人数も非常にハードルが高くなります。そうなれば当然コストも掛かりますし、そもそも必要な人材を確保することすら困難です。

そのため、現在のアニメ業界では、ほとんどの企業が背景の専門業者に発注して背景を用意してもらっています。これは。背景スタッフを雇用することが難しい中小企業だけでなく、大手企業も同じです。

アニメの背景を会社に依頼するときの流れ

アニメの背景を外注して用意するなら、当然専門会社に依頼をしなければいけません。依頼はどのような流れで行うのか、何を伝えておくべきかを知っておけば、スムーズに依頼を出すことができるでしょう。

企業によってどのような流れになるかは多少違いがありますが、大体の企業では、依頼から完了までの流れは以下のようになります。

  • 依頼
  • 見積もり
  • 制作
  • 完成・修正
  • 納品

では、それぞれの工程について、詳しく解説します。

依頼

まずは、背景の制作会社に電話を掛けたり、WEBサイトの申し込みページから依頼を出します。

このときに、どのような背景が何枚必要か、背景の雰囲気などの参考になるような画像があるかなどを伝えておきましょう。依頼者の指定がない限り、参考画像をそのまま背景作画に利用することはないので、ネット上で見つけた画像を参考画像として提示しても問題はありません。

見積もり

どういった媒体のアニメで、長さは何分か、背景のサイズはどれくらいか、データをどのような形式で納品するかなど、詳しくヒアリングを行い、具体的な依頼の内容を詰めていきます。

この段階で、必要な予算や制作スケジュールは決定です。このヒアリングで伝えておくべきことに漏れがあると、あとで問題が起こったり完成品が求めていたものと違ったりなどの、大きな問題が起こってしまうので注意しましょう。そういったことが起こらないよう、詳細に話し合って見積もりを出すのが重要です。

制作

見積もりに同意して、依頼が契約されたら制作開始です。設計図にあたる線画を描き上げ、必要に応じて修正やリテイクをしながら美術設定を作っていきます。

美術設定が出来たら、世界観やキャラの配色を考慮して色味を決定したり、背景の設定や詳細などを詰めて美術ボードを作成します。完成した美術ボードから原画を作り、それらを元に各スタッフが背景を作画作業を行うというのが、制作の大まかな流れです。

完成・修正

背景が完成したら、確認作業です。この際に気になることがあれば、修正やリテイクを行い、終わり次第また確認という作業になります。

見積もり段階での指示がアバウトだと、この段階で大きな修正やリテイクが必要になるなどの問題が起こりやすいです。

背景のイメージやサイズなどの要点を見積もり段階でしっかり詰めておき、修正案も具体的に伝えることで、完成がスムーズになります。

納品

問題がなく完成したら、背景が納品されます。見積もり段階で、サイズについての指定や適切な納品形式の指示を行っていない場合、この段階に来て背景サイズの問題が発覚したり、撮影の段階で余計な手間が掛かると言った問題が起こる可能性もあるでしょう。

依頼や見積もり段階でサイズや形式も決めておけば、問題なく納品が可能です。サイズや形式などに詳しくないという場合は、事前に用途に合わせたサイズなども相談しておくと良いでしょう。

アニメの背景制作ならCreativeFreaks

アニメの背景美術にお困りでしたら、CreativeFreaksにご相談ください。

CreativeFreaksは、人気テレビアニメやアニメ映画、有名ブランドの人気商品のテレビCMなど、さまざまな背景美術を請け負ってきた実績があります。アニメ背景を外注できる企業をお探しなら、ぜひCreativeFreaksまでお問い合わせください。

アニメ背景の制作実績

CreativeFreaksは、テレビアニメは勿論、同人アニメから長編アニメ映画までさまざまな制作実績があります。

テレビアニメでは、「舞妓さんちのまかないさん」や「SDガンダムワールド ヒーローズ」と言った作品の背景美術を担当しました。アニメ映画では、2020年に社会現象にまでなった「鬼滅の刃 無限列車編」や、背景描写も話題になった「天気の子」の背景美術を担当しています。

まとめ

アニメの中心にはなりませんが、キャラや作品の魅力を引き出し、作品の評価にも影響を与える重要な要素が背景です。

近年では背景に求められる品質も高まっており、その品質を保とうとすると、自社のクリエイターだけで制作するのは難しいでしょう。高いクオリティの背景を作画するなら、外部の背景専門会社に依頼するのがおすすめです。

CreativeFreaksでは、お見積もり・お問い合わせを無料で行っているので、アニメの背景美術にお困りでしたらぜひご相談ください。

関連記事

ページ上部へ戻る