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アニメ背景が今注目されている理由とは?背景美術について詳しく解説


アニメのイラストといえばキャラクターが注目されていますが、アニメの世界観を決める重要な要素となっているのは背景です。

この記事では、近年アニメ背景が注目されている理由、アニメ背景美術の制作方法などを詳しく解説していきます。アニメ背景について知りたい方は、ぜひご覧ください。

近年注目されているアニメ背景とは

近年では、アニメ映画などで「背景が綺麗だった」と評価されることも多くなっています。では、アニメ背景が注目されているのには、どのような理由があるのでしょうか。

アニメ背景はアニメの世界観を表現するために欠かせない要素です。背景がなければ、そのアニメはどんな世界観なのか、キャラクターが今どこにいるのか、時間帯はいつなのかなどの情報が視聴者に伝わりません。

そのため、アニメを構成する重要な要素として背景が注目されているのです。最近では背景に特に力を入れているアニメも珍しくありません。アニメで実際に登場した地域にファンが聖地巡礼として訪れることも多く、背景はアニメファンにとっても大切になってきています。

2Dアニメと3Dアニメ背景の違い

これまでのアニメは2D作品が主流でしたが、近年では3Dアニメも放送されるようになってきています。映画館でも3Dアニメ作品が上映されていることも増え、3D作品は身近になっているといえるでしょう。

そして、2Dと3Dではアニメ背景にも違いがあります。具体的にどのような点が異なるのか見ていきましょう。

2D

2Dアニメは、タテとヨコだけの2次元世界です。2Dアニメではキャラクターにさまざまな動きをつけられて、表現の幅を広げた作品を制作できます。背景に関しては、写真などを参考にしながら描いたり、写真を読み込んでイラストに落とし込んだりできるのがメリットですが、2Dではあまり立体感が出せないというのがデメリットでしょう。

3D

3Dアニメはタテとヨコだけでなく、奥行きが追加されます。3D作品は最初にモデルを作成して動きをつけていく方法で、カメラアングルで360度さまざまな角度からキャラクターを表現できる点が2Dアニメとの違いです。背景では、奥行きのある表現が可能となったことで、実際にその場にいるかのような雰囲気を味わえる、より魅力的な背景が生み出されています。2Dでは難しいアングルも3Dでは再現がしやすく、より作品への没入感がアップするでしょう。

アニメの背景美術の制作方法

アニメの世界観とリンクした背景美術はどのように制作されているのでしょうか。アニメの世界観に合わせた背景を作るためには、まず美術設定を制作しなければいけません。美術設定では、アニメの背景をシーンごとに線画で描写します。

具体的なシーンが線画によって分かるようになったら美術ボードを作成して、背景の色味や空気感を決めていきます。背景指針が明確になれば、複数人で背景を描いても方向性がブレる心配がありません。

その後、美術ボードにあわせて背景スタッフが背景画をどんどん作成していきます。30分アニメでも1話ごとに200〜400カットは必要になるので、外注依頼なども駆使しながら制作することになるでしょう。

アニメ背景に携わるのはどんな人?

アニメ背景や美術を担当する職種は、「美術監督」、「美術助監督」、「美術設定担当」、「背景担当」の大きく分けて4つです。

美術監督は作品全体の背景を総括して、背景制作チームをまとめる役割になります。アニメの世界観についてしっかりと把握しておかなければ務まらないポジションです。美術助監督は美術監督の補佐的な存在で、美術監督の指示をスタッフに伝えるなどして、背景を作品のイメージに合う仕上がりになるように調整していきます。

美術設定担当は先ほど紹介した美術設定を制作していくスタッフで、アニメの背景を線画で表す仕事です。美術設定や美術ボードを元にして背景を作成していくのが、背景担当の仕事になります。

アニメ背景を作るために必要なスキル

アニメ背景の制作方法や携わる人を紹介しましたら、アニメ背景を作るためにはどのようなスキルが必要なのでしょうか。ここでは、アニメ背景を制作するために必要なスキルを4つ紹介していきます。

  • 背景に関する知識や熱意
  • アナログ画の画力
  • デジタル画に使うツールの知識
  • アニメに対しての熱量が高い

それぞれのスキルについて見ていきましょう。

背景に関する知識や熱意

当然のことではありますが、アニメの背景制作を行っていくためには、「アニメ背景を描きたい」という熱意がとても大事です。熱意がなければ視聴者を感動させるような背景を届けることができません。

アニメはキャラクターたちによるやりとりや表情だけでなく、背景も視聴者の感じ方に大きく影響します。キャラクターが見上げる空や走り回る街中、強敵とバトルをする戦場、そのどれもが背景がしっかりと描写できていなければ視聴者は意識が削がれてしまうでしょう。

少しの配色の違いで作品のイメージや視聴者の感じ方も変わってしまうので、視聴者を作品に没入させるためには、こだわりを持って背景に取り組む熱意が重要です。また、そういったこだわりを正確に視聴者に伝えるためには、アニメの世界観を正確に描写するための背景知識が求められます。

アナログ画の画力

近年では、アニメの背景画の作成にはデザインソフトが使われており、ほとんどがパソコンで描かれています。しかし、だからといってアナログのイラストが描けなくて良いというわけではありません。

アナログ画はイラストの基礎中の基礎です。アナログでのデッサン力を高めれば自然と画力が向上していき、デジタル画にも大きく影響していくでしょう。画力を向上させたいという人は、デジタル画だけでなくアナログ画も勉強すると良いでしょう。

デジタル画に使うツールの知識

先ほども触れた通り、近年ではアニメの背景制作はほとんどパソコンで行われているため、デザインソフトに関する知識も重要になってきます。

アニメの背景制作には主にPhotoshopが使われているので、ツールの使い方などを覚えておきましょう。また、パソコンでイラストを描く際には、ペンタブレットや液晶タブレットなどを使用するケースがほとんどです。そういったデジタルイラストを描くための知識や技術も求められるでしょう。

3D背景を制作する際には、3DCG制作ソフトが用いられます。今後は3Dアニメの需要が高くなっていくことが予想されるため、3DCG制作ソフトに関する知識も持っておくと安心です。

アニメに対しての熱量が高い

先ほど、背景に関する熱意が重要と紹介しましたが、アニメに対しての熱意も大切です。アニメが好きな人は、背景も細かい部分までこだわりたい、背景でよりアニメの世界観を表現したいと思うものでしょう。

アニメや作品に熱意を持って制作すれば、それは視聴者にも伝わるものです。アニメや作品に対して力を入れてくれている人が作っているとなれば、視聴者も見てて楽しくなるでしょう。アニメをより素晴らしいものにしたい、作品をより良いものにしたい、という熱量を持っている人はアニメ背景を作るのに向いています。

アニメの背景は外注するのがおすすめ

アニメの背景には高いスキルが必要になりますし、背景作成は作業量が多いので、自社で制作するのは大変です。自社でアニメ背景を制作するメンバーがいない、アニメ背景を担当するスタッフの人数が足りないという場合は、アニメ背景の外注を検討しましょう。

アニメ背景制作の実績が豊富な会社に依頼すれば、理想通りのアニメ背景を仕上げることができるだけでなく、納期に間に合うように細かな調整もしてもらえます。アニメ背景でお悩みの方は、外注も検討してみてください。

アニメ背景を依頼するならCreativeFreaksへ

CreativeFreaksでは、さまざまなゲームやアニメ―ションの背景を担当しています。2019年から2021年にかけては、特にテレビアニメや劇場版アニメなどで多くの背景を手掛けてきました。アニメ背景の外注をお考えなら、ぜひCreativeFreaksにご相談ください。

転生したらスライムだった件

2021年の制作実績の1つとして、「小説家になろう」発の人気小説がアニメ化した「転生したらスライムだった件」第2期に携わっています。また、同作のスピンオフショートコメディ「転生したらスライムだった件 転スラ日記」の背景美術制作も行いました。

鬼滅の刃 無限列車編

同じく2021年の制作実績では、社会現象を巻き起こした週刊少年ジャンプの人気作品、「鬼滅の刃」の無限列車編のTVアニメに携わりました。昨年は「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」の背景制作も担当しており、背景にも高い評価をいただいています。 

まとめ

アニメの世界観を表現するために欠かせない要素として、近年注目を集めているのが背景です。アニメ背景には、美術監督や美術助監督、美術設定担当、背景担当など、さまざまなスタッフが携わっています。

背景制作には、背景に関する知識や熱意、アナログ画の画力、デジタル画に関する知識、アニメに対しての高い熱量など、幅広いスキルが必要です。自社で制作したいがスキルを持った人員がいない、制作メンバーが足りないという場合には、外注を検討してみてはいかがでしょうか。

アニメの背景制作でお困りの方は、ぜひCreativeFreaksにご相談ください。

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